特別記事
倫理とナラティヴ—医療倫理の方法論としての実践とは
宮坂 道夫
1
1新潟大学大学院保健学研究科看護学分野
pp.385-388
発行日 2017年5月10日
Published Date 2017/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686200699
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臨床において患者中心の医療・看護や意思決定を進める上で,倫理的判断が求められる場合は少なくない。そうした中,倫理的課題を解決に導くための方法論として,今,「ナラティヴ」が再び脚光を浴びている。本稿では,臨床現場でのナラティヴ実践の3つの系統や,医療倫理の方法論としてのナラティヴの活用について,筆者が実践しているシートを用いた倫理検討会の進め方も含めて解説する。
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