特集 現場の変化を捉えた「転倒・転落」予防 患者の高齢化・重症化に伴う新しいケア環境を考える
実践報告
患者特性に応じた「先取り介入」による新たな転倒・転落予防—旭川医科大学病院の取り組み
小山内 美智子
1
1旭川医科大学病院医療安全管理部
pp.1088-1092
発行日 2016年12月10日
Published Date 2016/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686200596
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入院患者の重症化・高齢化が進む中,患者の個別性を踏まえた転倒・転落対策を実施する必要がある。旭川医科大学病院では,転倒・転落を起こした患者が持つ障害別に過去事例を再分類し,新たな予防策の方向性を検討。その結果から,患者特性に応じた先取り介入の実施に取り組んだ。本稿ではそのプロセスと成果を報告する。
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