特集 現場の変化を捉えた「転倒・転落」予防 患者の高齢化・重症化に伴う新しいケア環境を考える
実践報告
外来部門における転倒・転落事故予防—JCI受審を契機とする聖隷浜松病院の取り組み
中野 由美子
1
1聖隷浜松病院看護部管理室
pp.1083-1087
発行日 2016年12月10日
Published Date 2016/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686200595
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
聖隷浜松病院はJCI受審を契機に,これまで以上に安全管理活動の推進に努めている。特に,6項目に及ぶ国際患者安全目標の達成には組織一丸となって取り組んでいる。このような中,外来患者の転倒・転落発生件数が年々増加していたことから,専従安全管理者を務めてきた筆者は外来スタッフとともに外来での転倒・転落予防プロジェクトに取り組んだ。本稿では取り組みの実際と成果を報告する。
Copyright © 2016, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.