特集 現場の変化を捉えた「転倒・転落」予防 患者の高齢化・重症化に伴う新しいケア環境を考える
実践報告
現場の変化を捉えた新たな転倒・転落対策—全個室の新病院への移転,JCI認証などの環境変化を通じて
勅使河原 由江
1
,
相澤 香代子
2
1足利赤十字病院 看護部
2足利赤十字病院 医療安全推進室
pp.1078-1082
発行日 2016年12月10日
Published Date 2016/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686200594
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足利赤十字病院は2011年に一般病棟全室個室の新病院に移転した。これに伴い,全科混合のベッドコントロール体制に移行したほか,緩和ケアや回復期リハビリテーション病棟を開設するなど,現場の変化を捉えた新たな転倒・転落対策を講じる必要に迫られた。2015年にはJCIを受審し,転倒・転落対策を含む継続的な改善活動に取り組んでいる。本稿では,同院の近年の転倒・転落対策を紹介する。
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