特集1 ミッションマネジメント 対話と信頼による価値共創型の組織づくり
—【実践報告:尾道市立市民病院のミッションマネジメント】—地域の人々の健康な生活を守る
粟村 真須美
1,2
1尾道市立市民病院 地域医療連携室
2尾道市立市民病院 看護部
pp.689-693
発行日 2016年8月10日
Published Date 2016/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686200512
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在宅療養を支援する地域医療連携システム「尾道方式」で知られる広島県尾道市。尾道市立市民病院看護部は,全国に先駆けて退院支援,在宅療養支援に取り組んできた。患者を地域で暮らす生活者として捉え,意思決定支援や残存機能を引き出しQOLを向上させることをミッションに,アウトカム志向のケアを提供し続けている。今では各部署にも在宅療養支援の視点がすっかり浸透し,組織文化となった。本稿では,地域包括ケア時代のミッションマネジメントについて,同院の取り組みから考える。
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