病院めぐり
尾道市立市民病院外科
森 雅信
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1尾道市立市民病院外科
pp.1040
発行日 2005年8月20日
Published Date 2005/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407100166
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尾道市立市民病院は,昭和5年7月に尾道市役所前の民家を借りて市立尾道診療所として開設されたのが始まりで,昭和11年9月に尾道市立尾道厚生病院(17床)として発足しました.昭和32年4月に尾道市立市民病院に改称し,昭和58年4月に現在地に新築・移転して新市民病院(240床)として生まれ変わりました.同時に病院建物内に市立夜間救急診療所(内科,外科,小児科)も開所されました.その後,様々な医療ニーズに応えるためその機能を順次高めつつ,平成11年12月には新棟が完成し,現在は23診療科,330床となっています.平成14年10月には地域医療連携室を設置し,平成15年4月には臨床研修病院の指定を受け,平成16年3月から電子カルテを含む総合情報システムが稼働し始めています.
外科は市立尾道厚生病院の開設と同時に発足しました.昭和42年8月まで長崎大学の関連病院であり,その後は岡山大学旧第1外科から医師が派遣されています.日本外科学会,日本消化器外科学会,日本胸部外科学会,日本呼吸器外科学会などの認定医・専門医修練施設,関連施設になっています.現在のスタッフは太田保院長を筆頭に,中井肇,森雅信,川真田修,宇田征史,上塚大一,近藤喜太の7人で,消化器外科,肝胆膵外科,呼吸器外科の診療に邁進しています.
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