連載 回り道ナース・19
もう1人のゲバラ
松本 圭古
pp.933
発行日 2015年10月10日
Published Date 2015/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686200301
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初めて南米で仕事をしたのは2007年のエクアドルで,首都キト市にある女性受刑者の子どもたちのための児童養護施設での衛生指導と,スラム街の小学校での性教育を主に行っていた。
それ以来,年に1〜2回の南米通いを続けているのだが,日本で南米の話をすると,「南米といえば革命家チェ・ゲバラですよね」とよく言われる。去年キューバを訪れたとき,たまたま出会った日本人バックパッカーの若い男性も,チェ・ゲバラに憧れてキューバに来たのだという話をしていた。
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