連載 看護事故の舞台裏・6
入浴介助の盲点─高齢患者の見守りはどこまで必要?
長野 展久
1
1東京海上日動メディカルサービス医療本部
pp.604-607
発行日 2014年6月10日
Published Date 2014/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686103116
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お風呂好きの日本人にとって,ゆっくりとくつろげる入浴は至福のひとときでしょう。ところが入浴中に突然倒れる高齢者は数多く,入浴事故の約8割は1人で入浴している健康高齢者で起きています1)。連載の6回目は,病棟内の浴室で大やけどを負って死亡した高齢者の事故を取り上げることにします。
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