特集2 患者・スタッフの安全を守る院内急変対応システム 施設状況に応じたRRS導入と運用のヒント
【実践報告:東京ベイ・浦安市川医療センターの取り組み】【院内急変対応システムの効果的導入と運用】スタッフ教育を基盤に施設全体への一括導入を目指す
佐々木 愛
1
,
香西 ひろみ
1
1地域医療振興協会 東京ベイ・浦安市川医療センター 看護部
pp.566-570
発行日 2014年6月10日
Published Date 2014/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686103104
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
院内急変対応システム(RRS)の導入,専門チームの立ち上げにおいては,主治医制度など院内のパワーバランスが障壁となることが多く,歴史の長い施設ほど壁が厚いとも言える。そのような中,東京ベイ・浦安市川医療センターは,開院3年目の新しい施設という利点を活かして,医療安全委員会が中心となり施設全体への一括導入に取り組み,成果を挙げている。本稿では同院のこれまでの取り組みと教育面における成果を中心に述べる。
Copyright © 2014, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.