特集 ケア×ケア
看護と介護が協働するとき
[座談会]看護と介護がともにある現場から―協働の毎日を振り返る
中川 翼
1
,
大山 恵子
2
,
山本 洋子
1
,
長沼 八四子
2
,
松島 貴子
1
Yoku Nakagawa
1
,
Keiko Ooyama
2
,
Hiroko Yamamoto
1
,
Yayoko Naganuma
2
,
Takako Matsushima
1
1定山渓病院
2苫小牧東病院
pp.482-489
発行日 2008年6月1日
Published Date 2008/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661101272
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ごく普通に続けられている協働
中川 病院でも療養病床中心の施設の場合,職員のなかでは,看護職と介護職の2つが多くを占め,ほぼ同数の方が働いています.本日は,一緒に働いているその2つの職種の方に,現場での協働の実際について話していただこうと思います.まず伺いますが,看護職から見た介護職というのは,どのような印象ですか?
大山 看護師として療養病床で働いて5年目になりますが,現場では介護福祉士の方と協働で作業することがほとんどです.私の経験では,看護と介護で重なり合う部分は,50%ぐらいあるように日頃感じています.
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