特集 病院のリソースナースを地域で活用する 在宅療養の質を高める「同行訪問」の取り組み
―実践報告 米沢市立病院の取り組み―看看連携を基盤とする包括的な退院支援と在宅療養支援―同一日同行訪問の積極的活用
井上 栄子
1
,
安部 淳子
2
,
三浦 千賀
3
1米沢市立病院
2米沢市立病院 在宅療養相談室
3米沢市・訪問看護ステーション ナーシングなごみ
pp.244-252
発行日 2014年3月10日
Published Date 2014/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686103026
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米沢市立病院は山形県置賜医療圏の中核病院。近隣の病院や介護保険施設,訪問看護ステーションとの看看連携による包括的退院支援・在宅療養支援に積極的に取り組んでおり,顔の見える関係性を構築しながら,すでにさまざまな成果を挙げている。同行訪問を看看連携の大きな柱としているほか,組織を改変して在宅療養支援部門に看護師を手厚く配置するなど,病院のリソースをシームレスに地域に提供している。2025年を前に地域の中核病院看護部が今から始めるべきことは何かについて,これまでの経験から考察する。
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