特集 病院のリソースナースを地域で活用する 在宅療養の質を高める「同行訪問」の取り組み
扉
pp.207
発行日 2014年3月10日
Published Date 2014/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686103020
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超高齢化社会に向かう中で,病床機能の再編が加速化していく。専門性の高い看護師を含め限られた医療資源を最大限に活用し,地域全体の療養環境の質を向上させるためのさまざまな取り組みが求められている。
このような中,2012年診療報酬改定では,病院の専門性の高い看護師(褥瘡・がん)と在宅側看護師の同一日同行訪問(同行訪問)に対して,「在宅患者訪問看護・指導料3」が新設されたものの,算定施設が増えていない。
こうした実情を受け,本特集では,地域の基幹病院が同行訪問を行うための院内・院外の環境整備に向けた具体的方策を提示する。本格的な地域包括ケア時代が到来した今,地域全体の看看連携推進策のヒントも併せて提示する。
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