特集 チームで取り組む認知症ケアメソッド「ユマニチュード」 その理念とケアの実際
ユマニチュードのケアメソッド―基本的な技術だからこそ,できているつもりでできていないこと
伊東 美緒
1
,
本田 美和子
2
1東京都健康長寿医療センター研究所 福祉と生活ケア研究チーム
2国立病院機構東京医療センター総合内科
pp.914-921
発行日 2013年10月10日
Published Date 2013/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686102907
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ユマニチュードでは,「見つめること」「話しかけること」「ふれること」「立つこと」を,対象者に関わるときに必要な“基本的な4つの柱”に据えている。看護師にとってはどれも,当たり前の技術と思えるが,できているつもりでも実はできていなかったことに気づかされる。本稿ではユマニチュードを構成する要素と具体的なケアメソッドを紹介する。また組織全体での取り組みがなぜ推奨されるのかについても解説する。
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