特集1 新しい認知症ケアメソッド「ユマニチュード」
私たちが体験したユマニチュード―市民公開講座@上智大学
伊東 美緒
1
,
盛 真知子
2
,
森谷 香子
3
,
金沢 小百合
4
,
丸藤 由紀
4
,
本田 美和子
5
,
イブ・ジネスト
6
,
黒川 由紀子
7
1東京都健康長寿医療センター研究所福祉と生活ケア研究チーム
2国立病院機構東京医療センター看護部在宅医療支援室
3国立病院機構東京医療センター看護部精神科病棟
4国立国際医療研究センター病院看護部
5国立病院機構東京医療センター総合内科
6ジネスト-マレスコッティ研究所
7上智大学総合人間科学部心理学科
pp.16-26
発行日 2014年5月15日
Published Date 2014/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1689101313
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2014年2月22(土)、東京の上智大学講堂にて市民公開講座「優しさを届けるケア技術・ユマニチュードを語る」(共催:公益財団法人生存科学研究所+国立病院機構東京医療センター)が開催された。当日は遠く四国や北海道など遠方から来た人もいるなど、ユマニチュードに強い関心をもつ800人の熱い聴衆で会場が埋まった。
講演の冒頭はイブ・ジネスト氏が登壇し、ユマニチュードを解説。患者さんが日を追ってどのように変わっていったかを映像によって紹介し、ユマニチュードの哲学を、時にユーモアあふれる喩えを使って説明した。
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