特集 ELNEC-J研修を振り返る
エンド・オブ・ライフ・ケアを教える指導者たちの思い―長田病院 ELNEC-Jコアカリキュラム看護師教育プログラム
岡 万里
1
,
桑田 美代子
2,3
,
梅田 恵
4
,
石橋 あかね
1
,
江崎 宣子
1
,
小野 幸代
5
,
古賀 由里
1
1清和会長田病院
2青梅慶友病院
3よみうりランド慶友病院 慶成会看護介護開発室
4株式会社緩和ケアパートナーズ
5訪問看護ステーションつばさ
pp.256-274
発行日 2013年4月10日
Published Date 2013/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686102735
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いまわが国では,高齢多死社会へと進むなかで,病院は,急性期,慢性期などその機能を問わず,看取りの場としての役割を一層もたざるを得なくなってきている。しかし,そうした状況にすべての医療提供側が十分な知識と技術をもって対応しているとは必ずしもいえない状況にある。ここでは,そうした問題意識から行動を起こしたひとつのケースを紹介する。福岡県柳川市で,地域に密着した「地域応援病院」をうたう長田病院(木下正治院長)で,2日間にわたって開催されたELNEC-J研修の模様を,指導者たちが振り返るという形で紹介する。
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