書評
在宅ケアのはぐくむ力
勝原 裕美子
1
1聖隷浜松病院
pp.212
発行日 2013年3月10日
Published Date 2013/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686102717
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急性期も慢性期も一緒に考えて看護をしたい
急性期やがん治療の現場にこそ読んでほしい
著者の秋山正子さんとは,3年前にある学会の鼎談でご一緒させていただいたことがある。そのときのテーマは「看護の専門力で地域の活性化を」。訪問看護の道を切り拓き,第一線で活躍する秋山さんを前に,超急性期病院の立場から何が言えるのかと,随分苦労して話す内容を考えたのを覚えている。
今回,秋山さんから直接書評の依頼を受け,大変ありがたいことだと思ったが,なぜ私なのかと合点がいかないうちに本が届いた。一気に読み切って,その理由がよくわかった。それは,次の件に象徴される。
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