書評
『在宅ケアの不思議な力』
宇都宮 宏子
1
1京都大学医学部附属病院地域ネットワーク医療部
pp.445
発行日 2010年5月10日
Published Date 2010/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686101748
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著者である秋山正子さんと私との出会いは,かれこれ16年以上前まで遡る。京都府看護協会の訪問看護養成研修で,彼女は在宅ホスピスの講義を担当し,一方の私は訪問看護師を始めて3年目頃で,研修生として参加していた。その後,私は秋山さんをはじめ,すでに活躍していた宮崎和加子さん,山崎摩耶さんたちを目標に,京都での訪問看護に看護師人生をかけようと決意し,日々訪問看護を重ねていた。そうしているうちに,地域で利用者をただ待つのではなく,病院から在宅へ移行させる医療・看護をマネジメントすることの重要性に気がついた。
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