連載 政治と看護の話をしよう!・12
政党の国民に対する約束
石田 昌宏
pp.131
発行日 2013年2月10日
Published Date 2013/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686102697
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衆議院総選挙が終わった。民主党政権の3年間の批判により,自由民主党が大勝し政権復帰することとなった。日本維新の会はじめ台頭してきた第三極はブレが目立ち飛躍することはなかった。今後は自由民主党中心の政治が行なわれることになるが,まだ衆参のねじれが消失していないため,7月の参議院選挙で再び自由民主党が勝利し与党が過半数を占めないと,混迷の時代が相当長く続くことになる。むしろ今回は前哨戦。ねじれ消失が争点となる7月の参議院議員選挙こそが日本の行く末を決めることになる。
さて,政局に続き政策をみてみよう。いま挙げた主要3党は看護に関しどのような約束をしたのだろうか。公約のなかに「看護」という言葉が出てくる部分をまとめてみよう。
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