医療の焦点
インターン問題と政党
水野 肇
pp.46-47
発行日 1964年7月1日
Published Date 1964/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661912297
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自民党政調会社会部会(井村重雄委員長)が4月末に「インターン制度に関する報告書」をまとめ,“現行制度を廃止して,大学の臨床実習をふやして在学中に国家試験を二回する”という報告書をだしたため,またまたインターン問題の波紋が広がっている。
自民党の報告は「現行のインターン制度は廃止する。そのかわり,医大,医学部の専門課程4年を前,後期各2年に分け,前期は基礎医学,後期は臨床実習60%,臨床講義40%とし,その課程が終わるさいに国家試験(前後期で2回)を実施,両方パスしたものに,卒業証書と医師の免許を与える」というもの。
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