特集 東日本大震災から1年 今後に活かす災害支援
―日本赤十字看護大学合同ケアプロジェクト―仮設住宅での健康講座開催
村田 美和
1
,
河端 恵美子
2
,
迫田 綾子
3
,
村田 由香
1
,
山本 加奈子
3
,
新沼 剛
1
,
三味 祥子
3
1日本赤十字広島看護大学 広域看護学
2日本赤十字広島看護大学 母性看護学
3日本赤十字広島看護大学 基礎看護学
pp.204-210
発行日 2012年3月10日
Published Date 2012/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686102368
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日本赤十字社(以下,日赤)は発災直後から,活動形態や内容などを被災された方々のニーズに応じて変化させながら活動を展開している。6つの日本赤十字看護大学も,自らも被災者でありながら業務を行なう現地の病院・看護専門学校の職員負担を少しでも軽減しようと教職員を派遣してきた。
医療救護班が撤退した後は,中長期支援として行なっていた看護ケア班の活動を引き継ぎ,6大学合同プロジェクトを立ち上げて避難された方々の健康生活支援を始めた。本稿では,日本赤十字広島看護大学(以下,本学)の活動を時系列に沿って紹介し,今後への示唆を述べる。
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