特集 東日本大震災から1年 今後に活かす災害支援
「語ろう!聞こう!会」からみえたこと―松江赤十字病院の派遣者のこころのケア
原 徳子
1
1松江赤十字病院 看護部
pp.195-200
発行日 2012年3月10日
Published Date 2012/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686102366
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東日本大震災においては,半年間に渡り多くの職員が継続的に災害救護に派遣された。高い意欲をもった派遣者であっても,帰還直後の報告会などから精神的に衝撃を受けている様子が見受けられ,早期にストレスに対するケアを行なう必要があった。本稿では松江赤十字病院が,派遣者のデブリフィーディングの機会として開催した「語ろう!聞こう!会」を紹介する。
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