連載 看護と医療政策を考えるヒント・28
新興国の医療システムから考える医療のグローバル化
松村 啓史
1,2
1テルモ株式会社
2厚生労働省中央社会保険医療協議会
pp.842
発行日 2011年8月10日
Published Date 2011/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686102181
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- 文献概要
先般,三井物産はアジア最大手の病院グループであるインテグレイテッド・ヘルスケア・ホールディングス社に出資し,傘下に収めました。これは病院事業のグローバル展開と周辺事業の拡充を狙ったものです。
新興国は,日本が長年かかって築き上げた医療システムに短期間で合理的に追いつき,追い越そうとしています。いいとこ取りをして医療の一切の無駄を取り除き,経営としての医療ビジネスを積極的に行なっているのです。
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