特別記事
[インタビュー]英国における看護師不足解消事例からみる日本のこれから・後編
James Buchan
1
,
長谷川 敏彦
2
James Buchan
1
1クイーン・マーガレット大学健康社会科学部
2日本医科大学
pp.822-825
発行日 2010年8月10日
Published Date 2010/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686101830
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メディア戦略として,テレビや広告を利用し,看護師のイメージアップを図り,一方で潜在看護師が復帰しやすいように継続教育へのアクセスを簡便なものにする。また国の政策としてワークライフバランスに取り組み,フレックス制などに代表される柔軟な勤務体制を実現させる。前回は看護師不足を解消するために,これらの変化を実現させ,国家政策として英国が取り組んできたことが語られた。
引き続き今回は,英国が取り組んだ外国人看護師の国際的なリクルート活動と来るべき高齢化社会で求められる医療福祉と看護のかたち,そして変化を実現するために必要な政策決定者のあり方にまで話が及んだ。
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