特集 看護部のマネジメントは病院移転でどう機能したか――日本赤十字社医療センターの場合
[コラム]病院設計の立場から移転を振り返る
小西 剛
1
1久米設計医療福祉設計部
pp.821
発行日 2010年8月10日
Published Date 2010/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686101829
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新病院への移転も完了しいよいよ新しいこの建物にも命が吹き込められていくのだろうと思うと,感慨深い気持ちになります。同時に,建物が竣工する喜びと建物を引き渡した後の寂しさを感じます。
設計者にとっては,さまざまな打ち合わせや,段階をふまえていても,移転完了後,本格的に運用が始まるまでは色々な不安が頭の中をかけめぐります。具体的には,建築の想定が予定どおりになっているか,スタッフの評価はどうか,患者からの反応はどうかという点です。
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