シリーズ 座談会●今だからこそ専門看護師の活動を再確認したい・2
[地域看護専門看護師編・その2]
山田 雅子
1,2
,
吉田 美由紀
3
,
中橋 恒
4
,
森 洋二
5
1聖路加看護大学看護実践開発研究センター
2日本専門看護師協議会
3医療法人聖愛会ベテル在宅療養支援センター
4医療法人聖愛会松山ベテル病院
5医療法人聖愛会
pp.41-47
発行日 2010年1月10日
Published Date 2010/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686101655
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
職種の専門性を活用したチーム医療――すべての患者の意思決定を支えるために
山田 医療法人聖愛会は愛媛県松山市で松山ベテル病院,ベテル三番町クリニックなどを運営されております。同クリニックにはベテル在宅療養支援センターを併設されており,専門看護師(以下,CNS)の吉田さんが所属されています。
まずは,貴医療法人の概略と理念についてお聞かせください。
森 1982(昭和57)年に松山ベテル病院を開設しました。ちょうどホスピスムーブメントがさかんな時期でした。以来,当法人ではホスピス精神を大切にした全人的ケアをめざしています。老年医療,緩和ケア,神経難病のケア,在宅診療の推進を診療の柱として,現在は一般40床,療養63床,特殊疾患(神経難病)31床,ホスピス21床で運営しています。神経難病病棟とホスピス病棟は愛媛県下で当院が最初に開設しました。
Copyright © 2010, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.