シリーズ 看護のアイデア・1【新シリーズ】
点滴スタンドフックひっかかり防止装置「安心だポン」―三萩野病院の継続したQCサークル活動の成果
米田 恵美
1
,
高橋 素子
1
1財団法人三萩野病院看護部
pp.66-67
発行日 2010年1月10日
Published Date 2010/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686101659
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- 文献概要
はじめに
三萩野病院(以下,当院)は,「サービスで一番になる」を合言葉にTQM活動のもと1991(平成3)年よりQCサークル活動を導入している。病院全体で20数サークル存在するが,そのうち半数が看護部のサークルであり,当院においてはQCサークル活動が組織風土のひとつとなっている。今回開発した「安心だポン」は,QCサークル活動のなかで,医療安全へと発展し,患者の視点で取り組んだ改善事例である。2004(平成16)年のQCサークル院内大会で好評を得,全部署への水平展開を行なった。また全国QCサークル選抜大会においても銀賞を受賞し,その後も多くのスタッフからの意見を受け,現在まで小さな改善をくり返し進化してきた作品である。
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