NAレポート
指導者の想像力・教育観で進化するシミュレーション教育―第32回「医学教育セミナーとワークショップ」の話題から
本誌編集室
pp.567
発行日 2009年7月10日
Published Date 2009/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686101515
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さる5月16-17日,慶應義塾大学信濃町キャンパスを会場に,岐阜大学・医学教育開発研究センター(MEDC)と慶應義塾大学の共催による,第32回「医学教育セミナーとワークショップ」が開催された。本セミナーは医学教育に関連するさまざまなテーマを取り上げ,定期的に開催されている。本誌ではプログラムのなかから,「ワークショップ シミュレーション医療教育――スキルスラボをもっと活かすための小さなシミュレーションのすすめ」(以下,WS)のもようを報告する。
近年,医療の高度化・複雑化を背景に質向上や安全な医療提供に向けて,教育関係者らからIPE(Interprofessional Education;専門職連携教育)の必要性が提言され,現在さまざまな取り組みが行なわれるなかで,シミュレーターを用いた教育も取り入れられている。
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