特集 リソースナースの活用
リソースナースセンター設置による専門看護師・認定看護師の活動と質の保証
平井 三重子
1,2
1関西労災病院看護部
2新潟労災病院看護部
pp.237-241
発行日 2009年4月10日
Published Date 2009/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686101438
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リソースナースセンター設置の背景
関西労災病院(以下,当院)は,許可病床642床,平均在院日数約11日,入院基本料7対1を取得した高度急性期病院である。「良質な医療を働く人々に,地域の人々に,そして世界の人々のために」を理念とし,安全で良質な医療の提供と看護を実践している。
そのようななか,医療の高度化,複雑化などに伴い,看護サービスの質を保ち,さらに高いレベルの看護サービスを提供する取り組みは急務である。看護領域でもスペシャリストを病院組織の中で効率的,効果的に活用する必要性が増している。そのためには,リソースナースである専門看護師(以下,CNS)および認定看護師(以下,CN)の活躍が必要であり,組織における位置づけ,処遇などの活用環境の整備が求められている。
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