特別記事
座談会●保助看法61年目の振り返りと新たな一歩―岐路に立たされたいまだからこそ考えるべきこと
佐藤 紀子
1
,
川島 みどり
2
,
勝原 裕美子
3,4
1東京女子医科大学看護学部成人看護学・看護職生涯発達学
2日本赤十字看護大学看護学部
3聖隷浜松病院
4聖隷浜松病院看護部
pp.182-190
発行日 2009年3月10日
Published Date 2009/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686101427
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保助看法はいま何が問題か
佐藤 2008(平成20)年は保健師助産師看護師法(以下,保助看法)60周年ということで,「看護サミット」など,いろいろなイベントで取り上げられたのですが,ここにきて,看護の業務拡大や裁量権の拡大などが議論されるようになってきました。
そこで,新たに踏み出す61年目の第一歩に,保助看法の60年を振り返りつつ,今後の看護のあり方をどう考えていくか。いまの問題は何かということと,そこから看護はどう可能性を広げることができるのかというところを話し合っていきたいと思います。
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