特集 よりよい医療サービス提供に向けた看護情報の活用
看護管理の質を左右する看護情報の価値
水流 聡子
1
,
中西 睦子
2
1東京大学大学院工学系研究科
2国際医療福祉大学大学院医療福祉学研究科
pp.904-907
発行日 2008年10月10日
Published Date 2008/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686101323
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看護の質マネジメントのための看護管理者の調整判断
看護のトップ管理者とその補佐,病棟や外来などの管理者は,1日の業務のなかで多数の調整判断をして,次々と管理上の指示を出していく。その判断業務の目的とするところは,「患者にとって最良の医療行為と看護ケアを提供すること」であり,その目的達成手段の1つが「看護スタッフの動きを支援する条件を整えるための,看護管理者の調整判断業務」といえる。
看護の質マネジメントにとって,看護スタッフの業務手順と,看護管理者の調整判断手順を,可視化して標準化しておくことは重要である。
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