連載 企業経営から学ぶ――看護管理者に求められる経営ビジョンと社会貢献・4
変化を機会としてとらえミッションやビジョンに向かうこと
大塚 三紀子
1,2
,
青木 菜穂子
3
1株式会社Mijoa
2実・身・美~Cafe sangmi
3トータル ライフケア プロモーション
pp.853-858
発行日 2008年9月10日
Published Date 2008/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686101308
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ドラッカーの思想と経営理論に学ぶ「ドラッカー学会」の会員であり,2007(平成19)年11月に早稲田大学の記念講堂で開催された同学会で,シンポジストの一人として参加した大塚三紀子さんにお話を伺いました。
大塚さんは,株式会社Mijoa(ミジョア)の代表取締役で,大阪市の阿倍野と梅田で“実・身・美”の3つをコンセプトとした「玄米カフェ 実・身・美(サンミ)」を経営しています。「サンミ」は両店舗ともに大変人気があり,数々の雑誌にも取り上げられています。
また,2004(平成16)年には,大阪市優良店舗コンクールで会長賞を受賞しました。30歳を過ぎたばかりの大塚さんの印象は,元気ではつらつ。それは,単に若さゆえではなく,大塚さん自身のもつブレのない軸の存在によるのではないかと感じました。大塚さんが起業や経営をするにあたって影響を受けたというドラッカーの言葉とともに,何が大塚さんを支えているのか,また意思決定をする際,何が大切なのかを考えていきたいと思います。
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