増刊号特集 ワーク・ライフ・バランスを実現し,成果を上げるマネジメント―多様な働き方と人事制度に焦点をあてて
[取材]―日本医療労働組合連合会―多様な勤務形態に対する受け止め方―田中千恵子日本医労連中央執行委員長に聞く
尾﨑 雄
pp.683-685
発行日 2008年7月26日
Published Date 2008/7/26
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686101268
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●組合員17万人中看護職12万人の増員運動
「看護師をはじめとする大増員闘争」を全国で展開している日本医療労働組合連合会(以下,日本医労連)は,看護マンパワー確保のためには,日本看護協会の多様な勤務形態の普及・拡大より,むしろ看護職の絶対数を増加させ働き続けられる条件設備をめざす政治運動に力を入れている。
5月27日東京で,日本自治体労働組合総連合(以下,自治労連)と全国大学高専教職員組合(全大教)とともに,「看護師等の人材確保に関する法律」(以下,看護師確保法)の早期改正を求める決起集会を開き,「16年前に制定された法律が看護現場の実情に合っていないことは明らか。一刻も早く改正して,患者に寄り添える行き届いた本来の看護を取り戻そう」というアピールを採択した。
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