連載 「准看報告書」以後の看護教育制度をめぐって・21
医労連,日本看護学校協議会,連合からの要請・要望相次ぐ
pp.114-116
発行日 1999年2月25日
Published Date 1999/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663902016
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前号での紹介以降,「移行教育」「資質向上」両検討会とも,開催はなかった.しかしとくに移行教育に関しては,検討会で具体的なまとめに入ったこともあり,各方面で論議され,話題となっている.
1998年12月9日付で,日本医療労働組合連合会は,「准看護婦の移行教育に関する要請書」およびその根拠と具体案を示した「准看護婦の移行教育を検討するにあたって(案)」を,あわせて厚生省に提出した(資料1,2).この中での移行教育の教育時間は臨地実習をすべて免除した480時間,国家試験は移行教育の内容に即したものとすること,などが提案されている.また12月4日には日本看護学校協議会(山田里津会長)が,4点からなる「看護婦国家試験に関する要望書(資料3)」を提出した.
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