短期連載 実践ナレッジマネジメント――聖マリアンナ医科大学病院の「ナレッジ交換会」に学ぶ・3【最終回】
知識の実践―学び合える日常のあり方
大串 正樹
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1西武文理大学サービス経営学部健康福祉マネジメント学科
pp.496-500
発行日 2008年6月10日
Published Date 2008/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686101225
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個人のすぐれた看護実践を組織的に共有し,質の高い看護サービスを提供し続けるためには,看護管理者は何をすればよいのだろうか。聖マリアンナ医科大学病院の「ナレッジ交換会」から,そのヒントを得ようというのが本連載の目的である。第1回目では,いかにして知識を発掘するのか,続く第2回目では,発掘された知識をいかにして共有するかという具体的な実践に焦点を当ててきた。今回は連載の最後として,管理者はいかにあるべきかという視点から,学び合える日常のあり方や,学び合える組織をどのようにつくっていくかについて考えてみる。
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