特集 保健婦とユニホーム
私にとってユニホームとは
制服で住民と心が通い合えるか
渡部 幸子
1
1横浜市中保健所
pp.547-548
発行日 1975年9月10日
Published Date 1975/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662205633
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制服とは30年のつきあいだが
戦後30年を経て,わが国の経済状態も世界の大国と肩をならべるようになった。物質的にも何不自由なく暮らせる時代である。戦後の民主主義教育で育った子供達は,自主性を身につけその発言や行動は積極的である。
保健婦の現場にも,基礎学問を主とした新カリキュラムで教育を受けた新しい時代の人が続々登場してきているが,戦中養成を受け,長年の現場経験のうえにあぐらをかきがちな私達の年代の者も,若い人々とともに悩みながらも毎日仕事に励んでいる。
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