短期連載 実践ナレッジマネジメント――聖マリアンナ医科大学病院の「ナレッジ交換会」に学ぶ・2
知識の共有―思いを伝える知の技法
大串 正樹
1
1西武文理大学サービス経営学部健康福祉マネジメント学科
pp.392-397
発行日 2008年5月10日
Published Date 2008/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686101201
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個人のすぐれた看護実践を組織的に共有し,質の高い看護サービスを提供し続けることはマネジメントの本質的な課題である。この連載では3回にわたり,聖マリアンナ医科大学病院看護部の「ナレッジ交換会」からそのヒントを探る。第1回ではいかにして知識を発掘するかに焦点を当て,日常的な実践の中からその人が大切にしている「思い」の部分にまでさかのぼって知識を引き出すことが重要であると示した。続く第2回では,発掘された知識をいかにして共有するかという「思いを伝える知の技法」について解説していく。
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