特集 新人教育担当者の支援に向けて
座談会●新人教育の支援体制づくり―病院の課題と求められる工夫
福井 トシ子
1
,
武村 雪絵
2
,
村松 勝美
3
1杏林大学医学部付属病院看護部
2東京大学医学部附属病院看護部
3青梅市立総合病院看護局
pp.366-372
発行日 2008年5月10日
Published Date 2008/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686101196
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福井 本日は新人教育に関して,新人を教える側の支援を中心にお話しいただきたいと思います。まず,それぞれの病院の教育体制について教えてください。
武村 私は東京大学医学部附属病院で副看護部長の立場にあります。当院には副看護部長が5人おり,そのなかで私は教育・研修・研究室(以下,教育室)の室長をしています。教育室には私の他に専任の師長,主任副師長(以下,主任),看護師と,精神看護専門看護師の資格をもつリエゾンナースの4人がいます。ここで新人研修から管理者研修までを企画し,実施しています。
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