特集 新人教育担当者の支援に向けて
「新人看護職員と新人教育担当者に教育的支援をする研修会」の成果 早期離職を防止するための神奈川県の試み
インタビュー●新人看護師にも聞きました―見守られていることが励みになる/アドバイザー制とローテーション研修制のもとで
田村 敬子
1
,
嶋田 寛子
2
1医療法人養生院清川病院
2社会保険相模野病院
pp.363-365
発行日 2008年5月10日
Published Date 2008/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686101195
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●新人教育体制と周囲のサポートについて教えてください。
私は内科中心の混合病棟に勤務していて,3年目の先輩がプリセプターとして中心的に関わってくれました。また,サポート役として10年目の先輩もついてくれていますが,それ以外にも,病棟全体でサポートを受けていると感じています。
入職当初は初めての技術も多いのですが,4月は看護技術チェックリストに沿って1つの技術ごとに必ず先輩と入り,3回見学して,3回実施して,そこでOKが出たら初めて1人でやってよいことになっています。チェックリストがあったおかげで月ごとに事前の勉強ができ,頭に入りやすかったと思います。4月以降もチェックリストに沿って1年に3回の評価を受けました。
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