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5大がんの地域連携パスに寄せる同床異夢をひもとく
谷水 正人
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1独立行政法人国立病院機構四国がんセンター外来
pp.125
発行日 2008年2月10日
Published Date 2008/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686101135
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2006(平成18)年2月に出されたがん診療連携拠点病院の指定要件*1に続き,2007(平成19)年6月に閣議決定されたがん対策推進基本計画*2の中に,「5年以内に5大がんの地域連携クリティカルパス(以下,連携パス)を整備すること」がすべての拠点病院の目標として定められた。
がん対策推進の観点から,この目標は,医療連携,機能分化の前進につながらなければならない。
すでに一部の先進的な地域では,地域医療ネットワークを構築しつつ,質の高さを追求した連携パスが稼動しはじめており,先進モデルとして医療連携推進の起爆剤となる可能性を秘めている。
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