特集 超高齢社会の病院でどんな看護を提供するか―専門看護師と認定看護師の広告解禁を契機に
―老人看護専門看護師の実践報告と今後の展望―総合病院における老人看護専門看護師の活動の実際
西山 みどり
1
1神戸海星病院看護部
pp.950-952
発行日 2007年11月10日
Published Date 2007/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686101063
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神戸海星病院(以下,当院)は,病床数180床,診療科19科,看護単位5,平均在院日数17日の総合病院である。65歳以上の高齢者の入院が70%以上を占め,誤嚥性肺炎や脱水,大腿骨頸部骨折などの入院が多くみられる。
筆者は2005(平成17)年11月に老人看護専門看護師(以下,老人看護CNS)の認定を受け,看護部長付という組織上フリーの立場で院内を横断的に活動している。ここでは,筆者が行なっている主な活動について述べ,そのなかで大切にしている考え方,今後の課題について述べたい。
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