特集 超高齢社会の病院でどんな看護を提供するか―専門看護師と認定看護師の広告解禁を契機に
―看護管理の戦略として専門看護師の活用を考える―看護管理者として老人看護専門看護師の活動を支える
三代 美知子
1
1松江市立病院看護局
pp.938-941
発行日 2007年11月10日
Published Date 2007/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686101060
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はじめに
松江市立病院(以下,当院)は,高齢化率日本一である島根県の県都松江市の自治体病院である(表)。県都とはいえ高齢化率は22.6%を超え,入院患者は常時6割以上,外来では5割以上を高齢者が占めている。また,75歳以上の後期高齢者の割合も,入院患者では全体の4割と高い(図)。このような特徴をもって急性期医療を担っている当院の老人看護専門看護師の活動を紹介し,島根県で唯一の専門看護師(以下,CNS)への期待を看護管理者の立場で述べてみたい。
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