特集 現場が力を発揮できる組織づくり
機能面から看護を考える―新しい組織づくりの喜びと苦悩
濱口 恵子
1
,
戸塚 規子
1
1静岡県立静岡がんセンター
pp.950-955
発行日 2003年12月10日
Published Date 2003/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686100946
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はじめに
医療が施設から外来・在宅へ移行し始め,全国の病院ベッド数が今後ますます減少していくと予測されている中1),静岡県立静岡がんセンターは,2002(平成14)年9月に新設された。母体を持たない新設の病院であるため,職員は全国から参集し,ハードもソフトもすべてゼロからつくり上げた。
1996(平成8)年に静岡がんセンター基本構想が出された後,看護職は1997(平成9)年から静岡県庁内のがんセンター開設準備室に入り,病院の設計,組織づくり,各部門の運営案づくりなどに参画してきた。ここでは,その取り組みについて述べる。
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