連載 読み解き能力で看護現場を変える・3
インターネット社会の医療情報を考える―患者はどのように医療情報を入手しているか
舛森 とも子
1
,
奥泉 香
2
,
高橋 高美
3
,
大木 正枝
4
,
前田 久美子
5
,
赤池 淑美
6
1葛飾赤十字産院
2杉野服飾大学
3武蔵野赤十字病院
4成田赤十字病院
5大森赤十字病院
6山梨赤十字病院
pp.728-735
発行日 2003年9月10日
Published Date 2003/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686100903
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メディアを通した医療関連情報に焦点を当てて,看護現場を見つめ直してみるシリーズの3回目である。高度に情報化された現在においては,医療者だけでなく,患者もさまざまな情報を得て自分の病気や健康について考え来院する。したがって,この観点から,医療者と患者とのコミュニケーションや,院内の情報伝達システムを再考する契機とすることができる。
近年,インターネットの普及によって,医療者でなくても,多様で高度な医療関連情報を容易に入手することができるようになっている。そこで今回は,メディアの中でも特にインターネットを介した医療関連情報に焦点を当てて考えてみる。
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