特集 医療安全研修で何を学ぶか 現場でどう活かすか 研修をより実効あるものにするために
医療安全管理の推進担当者教育の実践からみえてきたもの―看護師と薬剤師の合同研修をとおして
加藤 千代世
1
1社団法人全国社会保険協会連合会社会保険看護研修センター教育部
pp.985-990
発行日 2006年12月10日
Published Date 2006/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686100705
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はじめに
社会保険看護研修センター(以下,当センター)は,全国社会保険協会連合会(以下,全社連)が運営する主に社会保険病院などの看護師を対象に継続教育を行なっている機関である。全社連には当センターのほか,病院52,看護専門学校9,その他介護老人保健施設や訪問看護ステーションなどがある。そのなかで,当センターは,認定看護師教育をはじめとして看護の専門分野に関わる研修や看護管理・看護教育に関わる11コースの研修を行なっている。
リスクマネジャー養成研修(以下,RM研修)は2003(平成15)年度から開講し,他の研修とは異なって看護師と薬剤師の合同研修として実施している。本稿では,このRM研修を紹介するとともに,成果および今後の課題について述べる。
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