特集 地域を支え,地域とともにいきる
連携施設とめざす患者本位の医療・看護
病-診でつくる都心部の地域医療ネットワーク―患者の在宅ニーズに応えて
岡崎 正巳
1
1医療法人社団早正会岡崎医院
pp.327
発行日 2007年4月10日
Published Date 2007/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686100624
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岡崎医院(以下,当院)は東京都新宿区で開業しています。早稲田大学の正門通りに面したビル街と住宅地が混在する場所で,代々地域医療を行なっている無床診療所です。患者の多くは地域住民ですが,大学生・会社員など遠方からの患者もいます。在宅診療も平均10名ほど受け持っています。現在は在宅酸素療法中の患者も数名診ています。他に在宅経管栄養・在宅中心静脈栄養・在宅腹膜灌流などさまざまなニーズに応えたいと努めて往診しています。
東京厚生年金病院とは1997(平成9)年頃より病診連携をつくりあげてきました。日々の診療のなかで併診制の重要性を感じており,当院の患者の多くに利用してもらっています。紹介受診や,CT・MRI検査依頼などをFAXで迅速に予約するシステムも利用し,患者の利便を図っています。
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