特集 在宅ケア新時代
開業医が望む在宅ケア新時代の病診連携
都心で透析医療から在宅ケアを手がけて
野中 博
1,2
Hiroshi NONAKA
1,2
1浅草医師会
2野中医院
pp.903-905
発行日 1992年10月1日
Published Date 1992/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541900204
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本年4月の診療報酬の改定は,従来にない画期的な内容だったと言われている.その1つが在宅医療についての評価であり,開業医の積極的な参加を促している.これからの高齢化社会においては,好むと好まざるとにかかわらず,在宅医療の果たす役割は大きい.しかしながら開業医が在宅医療に積極的に取り組むには,解決しなければならない多くの問題がある.とくに入院の問題をはじめ,病診連携のあり方は,是非検討されるべき課題と考える.開業以来の経験から考えてみたい.
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