連載 法と医療のはざまで[4]
医療事故に対する行政処分のあり方
飯田 英男
1
1関東学院大学法学部
pp.326-327
発行日 2004年4月10日
Published Date 2004/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686100480
- 販売していません
- 文献概要
医師や看護師が医療事故を起こした場合には,民事責任および刑事責任を問われることがあるということはよく知られているが,当事者が最も怖いのは免許の取り消し,または業務停止の行政処分であると言われている。
医師法7条によれば,「厚生労働大臣は,あらかじめ医道審議会の意見を聞いて,医師の免許を取り消し,又は期間を定めて医業の停止を命ずることができる」としており,保健師助産師看護師法14条,15条にも同様の規定がある。
Copyright © 2004, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.