連載 Beacon Lamp・10
質の高い情報を得て,それを活かす技術とその発想[高野明彦さん]
瀬戸 加奈子
1,2,3
,
高野 明彦
4,5
1多摩大学大学院経営情報学研究科
2東邦大学医学部社会医学講座医療政策・経営科学分野
3NPO法人ヘルスケア・リレーションズ
4国立情報学研究所連想情報学研究開発センター
5NPO法人「連想出版」
pp.787-789
発行日 2006年10月10日
Published Date 2006/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686100369
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質の高い情報にいかにたどり着くか
情報社会といわれて久しい。Yahoo!,Googleなどのサーチエンジンを用いて,知りたい情報を誰でも簡単に検索することが可能となった。また,インターネットの普及に伴い,玉石混淆の情報が氾濫しており,1回の検索で何十万件もヒットする情報から質の高い情報に辿り着くためには利用者である私たちの情報検索能力が必要となる。
今回,インターネットと紙媒体を主体とする出版物の利点を補完し公共性のある情報を提供している,新書の検索サイトである「新書マップ」注1),患者・家族が綴った闘病記の検索サイト「闘病記ライブラリー」注2)を構築された国立情報学研究所の高野明彦教授にお話を伺った。
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