クリオへの感謝 歴史にみる看護婦群像・2
—第2話—高野京のこと
高橋 政子
1
1看護史研究会
pp.451-456
発行日 1981年7月25日
Published Date 1981/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663907563
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高野京は,明治31年東大病院婦長養成コース(東京帝国大学医科大学付属医院高等看病法講習科,明治31年11月-33年12月)卒業生の1人で,その後の長い職場生活に,事情あって1年の休職期間はあったけれど,一貫して東大付属医院の内科婦長として定年を迎えるまで,仕事一筋に歩みつづけた人である.
そしてクリオは,全く未知の彼女と私を,1本の強い紐で結びつけるようないたずらをしたように私には思えてならない.今回はそれについて記すことにしよう.
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