特集 「手厚い看護」をどう実践するか―7対1入院基本料新設を機に
「安全で安心な看護」をめざして―患者・市民・職員から選ばれる社会保険病院となるために
馬場 邦子
1
1健康保険諫早総合病院
pp.614-618
発行日 2006年8月10日
Published Date 2006/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686100332
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長崎県の県央に位置する諫早市は,人口14万5000人を抱える県下第3の街です。その市の玄関口JR諫早駅から徒歩で5分の所に,6階建ての健康保険諫早総合病院(以下,当院)があります。
当院は模範的な社会保険診療を推進する,全国に52ある社会保険病院の一つで,急性期医療を担う病院として活躍しています。諫早地区の中核病院として,二次救急病院として機能していくために,18の診療科を備え,がん治療・腎透析・小児医療などに特に力を入れています。1998(平成10)年11月から始まった国の政策医療――急性期医療に対する包括払い制度(DRG/PPS)には全国10病院の一つとして5年間の試行に参加し,その後引き続き特定機能病院(大学病院など)とともにDPCにも参加しています。
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